齋藤正典、智子さん

愛知県美浜町

【自休自足Vol.19掲載】

なぜ移住しようと思ったのですか?

名古屋で暮らしていた時に、三重県にある赤目自然農塾へ通いました。仕事は、自然食品の店で働いていたのですが、あるとき、今、僕のいる場所では「暮らし=農」なんだということが、心から湧いてきたのです。(正典さん)

移住先はどうやって選ばれたのですか?

いろいろ探しまわったのですが 最終的には「縁」でした。農繁期に地元の農家のお手伝いをさせていただいたのがきっかけで、現在借りている畑と出会いました。その後、地元の方から紹介していただいた空き家を借りることができました。(正典さん)

どのようにして生活費を得ていますか?

自然農での野菜作りです。毎週水曜日は名古屋に販売に出掛け、30軒ほどのお店や公園をまわります。(正典さん)
以前は、パンを作る仕事に携わっていたので手作りのパンやお菓子、ジャムなども野菜と一緒に持って行きます。主人が育てた野菜や地元の果物でお客さんが旬を感じられるようなものを作っています。(智子さん)

自然農とはどんなものなのでしょうか?

「持ち出さず、持ち込まず」が原則の、自然に任せた栽培方法です。だからといって何もしないわけではなく、種まきの時期など必要に応じて草を刈り、その場に捲きます。それ以外は耕さず、水、肥料を与えず農薬も使いません。(正典さん)

農業一本で生計を建てることに不安はありませんでしたか?

始めは半農でいこうと考え他の収入源を探しましたが、見つからず悶々としていました。しかしあるとき、それが逃げだと気付いたのです。1年目こそ手づくりの飾りやランプも販売しましたが、今は野菜作りに専念。本当にやろうと思えばちゃんとできるんですね。(正典さん)

これから挑戦したいことはありますか?

もっと技術や経験を積んでからになりますが、自然農塾を開きたいです。(正典さん)

この土地で生活を目指す方に一言お願いします。

若い人が農的暮らしに興味を持ってくれたら嬉しいですね。野菜を食べてもらったり遊びに来てもらったりすることで、暮らしの中にある"楽しみ"に少しでも触れていただけたら、と思っています。(正典さん)

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写真:寺澤太郎 / 取材:平沢千秋

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