求光章さん、ゆう子さんご夫妻

愛媛県今治市

【自休自足Vol.17掲載】

なぜ移住しようと思ったのですか?

阪神大震災に被災し、都会の便利さに疑問を持ち、本当の豊かさについて考えるようになりました。また、それまで八百屋さんやパン屋さんなどで働いた経験から、食の大切さを実感していたため、自然の中での自給自足生活を夢見るようになったのです。(光章さん)

移住先はどうやって選ばれたのですか?

インターネットで物件を見つけました。畑付きの平家、裏山の向こうは海という抜群の環境。離島ながら橋が掛かっていたことも魅力で早速移住を決めました。(光章さん)

移住後はどんな仕事をされているのか教えてください。

島の人は親しみ易く、すぐに溶け込むことができました。畑や釣りをして生活できれば、仕事は何でもよかったのですが、そんな生活に物足りなさを感じていました。これまで自分がしてきたことを踏まえて何ができるかを考えたところ、パンを焼くことを思いついたのです。10カ月かけパン工房と石窯を造り、自家製天然酵母と国産小麦を使用したパン屋『Paysan』をオープンしました。(光章さん)

生活が成り立つまでどのくらい時間がかかりましたか?

約4年ですね。現在は毎週金曜日にパンの仕込み、土曜日に店頭販売しています。週に一度は、近くの島に出張販売にも出ています。また、インターネットでの通信販売もしています。(光章さん)

移住してよかったことを教えてください。

食を通し自分たちの気持ちや考え方を伝えられる仕事に就けたことです。田舎にいながら人が集まってきてくれることが嬉しいです。今は畑を始めて、鶏も飼うようになりました。(ゆう子さん)

今後の目標はなんですか?

現在、工房にカフェスペースをつくっているところです。店の営業日に合わせてカフェをオープンさせ石窯焼きのピザを出す予定でいます。(光章さん)

この土地で生活を目指す方に一言お願いします。

常に心に問いかけて来たのが「どんな生き方がしたいのか」でした。僕にとっては「家族と幸せに暮らし続けること」でした。どんな仕事がしたいかは、それ次第なのだと思います。(光章さん)

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写真:寺澤太郎 / 取材:平沢千秋

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