岩崎篤司さん、智子さんご夫妻

福岡県京都郡みやこ町

【自休自足Vol.16掲載】

なぜ移住しようと思ったのですか?

民芸家具店の職工だった僕が、家具職人として独立することになったのがきっかけです。木工業は作業音が大きいので、人家から離れた場所に工房を持つ必要がありました。(篤司さん)

移住先はどうやって選ばれたのですか?

自宅兼工房の物件を探し始めてすぐ、私の故郷・みやこ町(以前は犀川町)で、廃校の利用者を募集していることを知りました。(智子さん)
僕たちのほかに、商業施設にしたい企業などの応募があったようですが、運良く借りることができました。建物は傷みがあったため自分たちで改装しました。掃除、壁塗、床の張り直し、水道工事など、費用は約200万円かかりました。(篤司さん)

家具はどのようにして販売していますか?

まずはホームページを作り、オーダーを受けられるようにしました。今では工房に直接いらっしゃってオーダーしてくださるリピーターの方も多いです。(篤司さん)

移住をして変化したことはありますか?

子どもたちが全く病気にかからなくなりました。きっと空気も、井戸から引いている水もおいしいからでしょう。いつも宿題が終わったとたん、庭で思いっきり駆け回っています。(智子さん)

これからどんな家具をつくっていきたいか教えてください。

品質とデザインのバランスがとれた物をつくり、バランスのとれた価格にしたいです。例えば、子ども用学習机の注文をいただいたら、娘の意見も参考に作ります。家族がいるからこそ出てくるアイディアや思いを大切にしたいですね。(篤司さん)

地元の方とはどんなおつきあいをしていますか?

年に一度、地元の作家さんが自宅を開放してイベントを開催しています。そのときは大勢のお客さんがいらっしゃるんですが、地元の方達が応援に駆けつけてくれます。

この土地で生活を目指す方に一言お願いします。

満員電車に揺られずに仕事ができて庭で花見ができる分、シビアな苦労も待っているのも事実です。しかし、若い人にはぜひ田舎に入ってもらいたいです。都会の利便性はありませんが、その分田舎には面白いことがたくさんあります。(篤司さん) 

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写真:高橋京子 / 取材:平沢千秋

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