廣瀬香代子さん、コスター・ヒロセ・ステファンさんご夫妻

北海道美瑛町

【自休自足Vol.15掲載】

なぜ移住しようと思ったのですか?

主人の仕事の関係でネパールやベトナムに滞在、その間に結婚し子どもをもうけました。子ども達が言葉を覚える年齢になり、日本か主人の故郷ドイツに定住しようと考えたのです。子ども達に故郷と呼べる場所をつくってあげたかったのです。(香代子さん)

移住先はどうやって選ばれたのですか?

初めは東京に住みましたが、主人が馴染めずドイツに行くことも検討しました。そんな頃、知り合いのつてで、北海道の中富良野の農家住宅を借りられることになりました。(香代子さん)

家や土地はどうやって探されたのか教えてください。

2年弱、農家住宅に住みながら北海道中を探し回り、就農が条件で買えるこの土地を見つけました。(香代子さん)
初めは農家になるつもりもなかったのですが、ここが気に入ったため農業のヘルパー経験や海外での灌漑用水路の設計・施工歴、営農計画書などを支庁に提出し農業資格を得、土地を取得できたのです。(ステファンさん)

どのようにして生活費を得ていますか?

僕は有機栽培の農場、妻はカフェを経営しています。農地は約6万坪の敷地面積のうちの3万坪で、そのうち2万1000坪に手をかけ、ジャガイモ、ニンジン、タマネギなどを直送販売したり、カフェの食材としています。(ステファンさん)

カフェではどんな料理を出しているのですか。

ドイツ風家庭料理です。カフェの建物はステファンがセルフビルドしたものですが、そのノウハウは日雇いの大工として働いた際に得たものです。(香代子さん)

農場やカフェはどのように運営していますか?

5〜10月は住込みのヘルパーさんを雇い、農場とカフェの両方を手伝ってもらいます。カフェの定休日は、夏は週1回、冬は3日間。冬は畑での仕事もなく、お客さんが少ないのでのんびりすることができます。

この土地で生活を目指す方に一言お願いします。

子ども達にとってここは「故郷」、僕にとっては「王国」です。僕の持っているすべてはここにあるのです。(ステファンさん)

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写真:寺澤太郎 / 取材:平沢千秋

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